いま、私たちの子どもを取り巻く社会は、常識やルールが絶えず変化する時代に入っています。
技術の進歩やグローバル化に伴い、将来必要とされるのは、単なる「知識」ではなく、自分で考え行動し、自ら答えを導き出せる「人格の力」です。
これは、誰かに指示されるのを待つのではなく、自分自身の興味や好奇心を原動力に問題を解決していくための土台となる力。
いま、多くの保護者の方が、この「考える力」をはぐくむ場所を真剣に探しているのではないでしょうか。
一般的な保育園では、どうしても画一的なカリキュラムや一斉指導が主流になりがちです。 もちろん、集団生活や基本的生活習慣を身につける上で、それらも大切な要素です。
しかし、今求められているのは、ひとりひとりの個性やペースを尊重し、子ども自身が「やってみたい」と思える環境を整え、子どもが自発的に成長していく仕組みではないでしょうか。
モンテッソーリ教育は、世界中で高く評価されている教育法であり、大企業の創業者や分野を問わず活躍する人材が幼少期に触れていたことでも知られています。
モンテッソーリ教育が生み出すのは、自分でやることを選び(自己選択力)、自分に合ったペースや方法で取り組み(自己調整力)、達成による喜びから自分に自信を持ち(自己尊重力)、仲間と認め合いながら成長する力(社会性)という4つの「人格の力」。
これらは子どもたちが自ら課題に向き合い、自分で考え、実行し、失敗から学び、やがて成功体験を積み上げる中で自然と育まれます。
モンテッソーリ教育についてもっと詳しく知りたい方は、ブログ記事も読んでみてくださいね。
子どもたちが、自分で活動や学びを選択する自由を尊重します。これにより、自己決定能力が育まれ、独自の興味や関心を発展させることができます。
子どもたちは、教師や他の大人の指示なしで、自分自身の学習プロセスを管理します。これにより、自己管理や問題解決のスキルが向上します。
子どもたちは、自分で決めた学習プロセスを達成することで成果を認識します。これにより、失敗を恐れず、自分の能力を信じる自己信頼心が育まれます。
自己尊重力が高いと、他人を理解・尊重する余裕が生まれます。園での集団生活を通じて、協力、共感、コミュニケーションなどの社会的な力が育まれます。
当園では、子どもを「教え込む」のではなく、「観察」から始めます。子ども一人ひとりの表情、手の動き、興味の方向、集中の深さ―その微かなサインを逃さず、教師は適切な教具や環境を整えます。
大人は指示を出す「先生」ではなく、子どもの内なる力を引き出す「ガイド」です。その結果、子どもたちは自分が「やってみたい!」と思ったことに主体的に取り組み、やがて「できた!」という達成感を得るのです。
この流れは、やがて「自己教育力」という生涯を支える力に育っていきます。一度「できた!」を味わった子どもは、次も「やってみよう」という意欲を自然に発揮し、自分で課題を見つけ、解決していくサイクルを回し続けます。
みらいキッズモンテプリスクールは兵庫県神戸市のモンテッソーリ保育園・教室です。保育園・教室運営の他、おうちモンテ導入の支援や教具販売を行なっています。お子様一人一人の興味関心を刺激し、子どもが自ら成長できるサイクルを作るお手伝いをいたします。
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