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1歳頃になると、歩き始めて両手を使えるようになります。 歩き回っては、色々なものを手に取ったり、落としたり、とても 好奇心が強い時期になります。
時には触ってはいけないものや汚れるもの、危険なものなどを手にとることもあり、おもちゃを与えるべきなのでは? と考える方も多いと思います。
今回は、そんな好奇心が強い時期に、心ゆくまで遊んで、 子どもの成長を促すモンテッソーリ教具を紹介します。
田中 洋子
モンテッソーリ教具とは、モンテッソーリ教育に基づき、手先の練習や集中力を養うための教具です。
モンテッソーリ教育の詳細は、以下のブログ記事で解説しています。
教具というと、教材なの?勉強みたいなの?と思われる方もいるかと思います。
しかし、そのような難しいものばかりではなく、 市販の知育玩具やおもちゃ のように気軽に扱える物ものも多くあります。 ただし、おもちゃや知育玩具との違いは、大人による教具の使い方のお手本をみて、 子供たちが自分自身で学び、自分自身で考える能力を育むこと を目的として設計されています。
子どもが初めて教具に触れる時は、まず大人がやってみせると良いでしょう。
1歳ごろから、子どもは歩き回って色々な物に触れたがる時期になります。 歩き回ってはものを落としたり、ひねったりといった動きが多く見られます。
これは、イタズラがしたいわけではなく、 身の回りから手指の練習ができそうな物を探しては練習したいのです。
このような時期には、手先の練習ができるモンテッソーリ教具 を提供することで、成長を促せます。
教具選びにおいて大事なことは、 子どもの興味をよく観察し、それに沿った教具を提供することです。
子どもがよく手にとるものは何でしょうか? また、手にとったあと、どうしていますか?
例えば、机にあるものを落としたがるとか、穴にものを入れたがるなど。 そのような行動がみられたら、手指の動きを観察してみましょう。
観察の結果、以下のような動きをやってみたいことがわかると思います。
・ ものを「落とす」「入れる」
・ ものを「通す」
・ ものを「ひねる」
・ ものを「ねじる」「あける」
・ ものを「つまむ」
・ ものを「はさむ」
このように手指のどのような練習をしたいかがわかると、それにあったモンテッソーリ教具を選ぶことができます。
次の章でそれぞれの練習したい動きにあった教具を紹介していきます。
観察の結果、どのような手指の動きがみられたでしょうか? 以下にやりたい手指の動きが練習できる教具を紹介します。
ものを「落とす」「入れる」動作が見られた場合以下の教具がおすすめです。
ものを「通す」動作が見られた場合以下の教具がおすすめです。
ものを「ひねる」動作が見られた場合、手首をひねる運動ができる教具を提供してみましょう。 下記のピッチャーを2つ購入いただき、水を移す動作を練習してみてください。
お家にある計量カップなどでも代用いただけます。
ものを「ねじる」「あける」動作が見られた場合、まずはジャムなどの空き瓶を提供してみましょう。 慣れてきたら、以下の教具を試してみるのもおすすめです。
ものを「つまむ」動作が見られた場合、以下の教具がおすすめです。
ものを「はさむ」動作が見られた場合、以下の教具がおすすめです。 トングを使ってものを挟む練習を行います。
手先の運動練習以外にも、子どもの興味や関心に合わせて、様々なモンテッソーリ教具を導入すると更なる成長を促せます。 例えば、
・ 水が好き
・ 車が好き
・ 自然が好き
など、色々な物に好奇心を示し、たくさん吸収していく時期でもあります。
このような大切な時期に、子どもの興味にあった教具を提供することで、子どもはどんどん成長していきます。
たくさんのモンテッソーリ教具の中から、興味に合ったモンテッソーリ教具を探すには、以下のサービスがおすすめです。 いくつかの質問に答えるだけで、最適な教具を 無料で探せます。
今回は歩き始める1歳から2歳前後の子どもにおすすめなモンテッソーリ教具を紹介しました。
モンテッソーリ教具は、子どもの発達段階に合わせて、段階的に導入していくことが大切です。 子どもの興味や関心に合わせて、教具を選んでみてください。
子どもは自分で選んだ教具をやり切る体験を通じて、自己肯定感を育み更なる成長を促します。