31問・約5分の無料診断で5つの気質バランスを整理できます。寝る前の声かけを考える入口として活用できます。
プロモーションを含みます
「もう寝る時間だよ」と声をかけても「イヤ!」。やっと布団に入れたと思っても、また起き上がって遊び出す…。
2 歳の寝かしつけは、それまでとは違う大変さがありますよね。寝るのを嫌がって泣く、なかなか寝ない夜が続くと、付き合うこちらもへとへとになってしまいます。
こんにちは。みらいキッズモンテプリスクール園長の田中洋子です。この記事では、2 歳が「寝るのを嫌がる」背景と、モンテッソーリ教育の視点から今日試せる寝かしつけの関わり方をお伝えします。「うちの子だけがこうなのかな」と感じている方に、少しでも肩の力が抜けるヒントになればうれしいです。
1〜3 歳全体で寝ない原因を整理し、生活リズムや寝室環境から見直したい方は、幼児の寝かしつけ総合ガイドもあわせてご覧ください。この記事では、その中でも 2 歳のイヤイヤ期に起きやすい「寝たくない」という自己主張への関わり方を詳しく見ていきます。
田中 洋子
「寝ない」「寝るのを嫌がる」と聞くと困った行動に思えますが、2 歳では発達や生活リズムが関係していることがあります。イヤイヤ期だけと決めつけず、背景をいくつか見ていきましょう。
2 歳前後は、「自分」という意識がぐんと育つ時期です。「自分でやりたい」「自分で決めたい」という気持ちが強くなり、それが「イヤ!」という言葉になって出てきます。
寝かしつけの場面でも同じです。「寝なさい」と大人に決められること自体に「イヤ」と反応していることがあります。眠気があっても、「自分で決めたい」という気持ちとぶつかっている、と考えると見え方が変わってきます。
困らせようとしているのではなく、自分の気持ちを表そうとしている姿かもしれません。
体は正直で、日中によく眠った分だけ夜は眠くなりにくくなります。昼寝が 2 時間以上続いたり、夕方近くまで寝てしまったりすると、夜になっても寝つけないことがあります。
「最近、夜なかなか寝ないな」と感じたら、まず昼寝の長さと時間帯を振り返ってみると、ヒントが見つかることがあります。
2 歳は見るもの・聞くものすべてが学びです。お出かけした日や、初めての場所に行った日の夜は、頭の中で情報を整理しきれず、興奮が冷めなくて寝つきにくくなることがあります。
楽しい一日だったからこそ寝られない、ということもあるのですね。
夢中になっている遊びを途中でやめて寝るのは、大人が思う以上に切り替えが難しいものです。「もっと遊びたい」という気持ちが残ったまま布団に入ると、体は寝る準備ができていても心がついてこない、という状態になります。
31問・約5分の無料診断で5つの気質バランスを整理できます。寝る前の声かけを考える入口として活用できます。

ここからは、2 歳の「自分で決めたい」気持ちを尊重しながら、眠りに向かいやすくする関わり方をご紹介します。どれも今日から試せるものばかりです。
モンテッソーリ教育では、子ども自身が選ぶこと(自己選択)をとても大切にしています。
寝かしつけでも、小さな選択を子どもに渡してみましょう。「青いパジャマと白いパジャマ、どっちにする?」「絵本はこの 2 冊からどっちを読もうか」。
選ぶのは大人が用意した範囲の中でかまいません。「寝るかどうか」ではなく「どう寝るか」を選ばせることで、子どもは「自分で決めた」という満足感を得やすくなります。
2 歳前後は「秩序の敏感期」と呼ばれる時期にあたります。いつもと同じ順序・同じ流れがあると、子どもは安心しやすくなります。
急な切り替えが負担になりやすい子には、「あと 1 回したらおしまいね」と前もって予告し、毎日同じ流れで眠りに向かうと、「次は寝る番だ」と心の準備をしやすくなります。
例:お風呂 → パジャマ → 絵本 1 冊 → 電気を消す → おやすみなさい
順序がいつも同じであることが、子どもにとっての安心になります。
夜なかなか寝ないときは、まず 1〜2 週間ほど、昼寝の開始・終了時刻と夜に眠った時刻を記録してみましょう。昼寝が長い日や遅い日に就寝も遅くなる傾向が見えたら、保育園とも相談しながら、少しずつ昼寝を早める・短くすることを検討してみましょう。
2 歳の睡眠時間は、昼寝を含めて1 日 11〜14 時間が一つの目安です。ただし必要な長さには個人差があります。急に昼寝をなくすと夕方に疲れすぎることもあるため、その子の機嫌や夜の睡眠も合わせて調整してください。
モンテッソーリ教育では「環境が子どもを育てる」と考えます。眠りについても同じことが言えます。整った環境が、子どもが安心して眠りに向かう助けになります。
寝室はできるだけ暗くし、テレビやスマホの光は寝る前には避けます。室温は心地よい程度に保ち、布団まわりをすっきりさせておくと、体が「ここは眠る場所」と覚えていきます。
2 歳は、夜中に起きて自分で動くこともあります。大人用ベッドやソファからの転落、ベッドと壁のすき間への挟まりに注意し、寝具やベッドガードは対象年齢と説明書を確認してください。窓の近くや、コード・小さな物が手に届く場所も避け、眠っている間も安全な環境を先に整えておきましょう。
「イヤ」と言われると、つい言い聞かせたくなりますよね。でも、まずは「眠りたくないんだね」と気持ちをそのまま受け止めることから始めてみてください。
子どもの気持ちを「眠りたくないんだね」と代弁してあげると、少しずつ落ち着く子もいます。安全を確かめたうえで、無理に寝かせようとせず、そばで静かに待つ。これも立派な関わりです。眠りは大人が「させる」ものではなく、子どもが「向かう」ものだと考えると、気持ちがいくらかラクになります。
寝つきに時間がかかる日があるだけで、すぐに問題というわけではありません。まずは昼寝を含む睡眠時間、寝つくまでの時間、夜中に起きた回数を記録すると、かかりつけの小児科にも状況を伝えやすくなります。
一方で、大きないびき、眠っている間の呼吸の止まりや苦しそうな呼吸、日中の強い眠気があるときは、早めに小児科へ相談してください。寝かしつけの悩みが長く続き、子どもや家族の生活に大きく影響しているときも、一人で抱え込まず相談して構いません。
記事の内容をわが家に合わせて考えたいときは、お子さんの様子や寝る前の流れをもとに、関わり方をモンテチャットで一緒に整理できます。

「寝るのは怖いこと」になり、かえって嫌がるようになります。
光と刺激で脳が覚醒し、寝つきが遅くなります。
自己主張の強い時期は、急かすほど「イヤ」が強まります。
見通しが立たず、秩序を求める2歳には不安のもとになります。
A. 2 歳は「自分で決めたい」という気持ちが強くなり、寝ることにも「イヤ」と反応しやすい時期です。ただし、昼寝の時間帯、寝る前の刺激、体調など複数の要因が重なることもあります。イヤイヤ期だけと決めつけず、生活リズムと子どもの様子を一緒に見ていきましょう。
A. 無理に寝かせようとするより、パジャマや絵本を子どもに選ばせて主導権を渡す、毎日同じ入眠の流れを作って見通しを持たせる、といった関わりが落ち着きやすいです。「イヤ」という気持ちはいったん受け止めてから、そばで静かに見守ってみてください。
A. はい、影響することがあります。昼寝が長い日や遅い日の就寝時刻を 1〜2 週間記録すると、その子の傾向が見えやすくなります。2 歳の睡眠時間は昼寝を含めて 1 日 11〜14 時間が一つの目安ですが、必要な長さには個人差があります。急に昼寝をなくさず、子どもの様子を見ながら少しずつ調整しましょう。
A. 大きないびき、眠っている間の呼吸の止まりや苦しそうな呼吸、日中の強い眠気などがあるときは、早めにかかりつけの小児科へ相談してください。寝つきの悩みが長く続き、子どもや家族の生活に大きく影響しているときも相談して構いません。
2 歳の「自分で決めたい」という気持ちは、寝るのを嫌がる背景の一つです。困った行動と決めつけず、生活リズムや体調も見ながら関わると、わが家に合う方向が少しずつ見えてきます。
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。一つずつ試しながら、お子さんに合う流れを一緒に見つけていきましょう。